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チャオズ・ドゥ・ソレイユ

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2005年 07月 05日

今朝見た夢

夢で、旅館に泊まって、部屋で日本食を食べる夢を見た。台に乗せられた豪華な料理が、和服を着た従業員の人たち(今回は残念ながら「強そうな」おばちゃん達。食欲が勝ったらしい。)によって運ばれてきて、見てみると、からっとあがった美味しそうなてんぷらと、新鮮な刺身たちがたくさん!とうぜん、固形燃料付きのミニ鍋も入っている。



でも、なぜか、その従業員の人たちが、もたもたしてセットアップがなかなか完了しない。


「早く!」



と、叫ぶ自分自身の声で起きる。



ひさびさに、自分の寝言で目が覚めた。



ああ、無性に美味しい「THE・日本食」が食べたい。

# by chaozdusoleil | 2005-07-05 12:41
2005年 07月 04日

ネタ王チャオズ、プロに「笑い」を習う

(今日も脱線で、旅とは違うこと書きます)


よく、「チャオズ君はネタが多いよね」とか「芸人」とか言われますが、ほとんどは笑いの神様が降りてきてネタを仕向けてくれるんですが、少しは僕の日ごろのネタに対する研究や努力があるわけで、今日は、その努力の一環である、アメリカンスタンドアップコメディーについて少し。


サンフランからシアトルに戻ってこなければいけなかった、大きな理由は、「先生のカミナリ」を受けるためだけではなく、じつは、スタンドアップコメディーのショーをシアトル市内のパラマウントシアターに見に行く予定になっていた、というわけもあったので。


見てきたショーは、コメディアン「マーガレット・チョー」のスタンドアップコメディー(漫談?とでも訳すのか。)


彼女は、僕の中でかなりお気に入りのコメディアンで、まず韓国系アメリカ人というコメディアンとしては特殊な人種(アジア人)というだけではなく、彼女の扱うネタは、「性、ゲイ、レズビアン、SEX、政治、人種差別問題、各種マイノリティの問題、肥満」などと、一般的にタブーとされているトピックばかり。 簡単に言うと、「社会的に下ネタ」を扱っているわけです。


それでも、臆することなく、彼女はどんどん、ズバズバとネタトークを展開していき、見ているほうも、すがすがしい気分にすらさせてくれます。しかも、ネタがゲイ関係のモノも多いため、同性愛者から絶大な人気を誇り、会場はたいてい一般客が半分で、半分はゲイやレズビアンのカップル&グループで埋まります。ゲイのカップル同士、手をつないで仲良く会場に来ているすがたは、微笑ましくも見えてしまいます。もう、そこは彼らの憩いの地域「キャピトルヒル」が、そっくりそのまま移動してきた感じ。なかには、190センチ以上ある背の高いゲイの人が、バービー人形みたいな格好で会場に来ていたりするので、もう、開演まえから、「マーガレット・チョー」ワールドは繰り広げられています。



初めて彼女のライブを見たのは、約2年前にシアトルに来たときだったのですが、各種深夜トークショーなどで、スタンドアップコメディーに興味を持ち始めていた僕は、「なんか、アジア人のコメディアンがライブしに来るらしいから、いってみるか」と、軽い気持ちで行ったのがきっかけで、大いにはまりました。アメリカに来て、初めて涙が出るほど笑いました。笑いすぎて体が熱くなって汗が出ていて、たぶん、頭はテカッっていたと思われます。




ということで、今回のライブは「薄着」&「ミニタオル」を持参して、完全武装でライブに望みました。


予想通り、会場は大盛り上がりで、今回も大笑いさせて頂きましたよ。あっというまの2時間でした。(ここで、ネタを書いてもしょうがないので、興味がある人は、オフィシャルサイトまたは、ここで、数年前のライブのサンプルクリップを見てください。 たぶん、今年のライブも数ヵ月後にはDVDで出るはずなので、アメリカ在住の人は、ブロックバスタービデオ等で、彼女の今までのライブDVDをレンタルすることができます。 彼女の「母親の真似」は絶品です。韓国人のおばちゃんのしゃべる英語のアクセントが完璧に真似されています。) 




今回は、数ヶ月前のチケット発売日当日にチケットを購入していたので、席も前のほうで表情もバッチリ見えました。(彼女の表情を映し出すおおきなスクリーンが、彼女の立っているすぐ後ろにありましたが) 




というのも、彼女の面白さの秘訣は、ずばり「間」が絶妙なんですよ。 なにか言ったあとに、すぐさまたたみかけるようにフォローアップを入れるときがあれば、一瞬、間をおいて次の「表情」で笑わす時もあったり、と。 こればっかりは、さすがに天性のモノを感じさせられるし、「やっぱり、プロの芸人だなあ」と、とても勉強(?)になります。もし、ライブやDVDを見る機会がある方がいれば、その辺も注意してみると、一層楽しめるかと思います。




アメリカのスタンドアップコメディーは、英語が十分に理解できて、アメリカ文化にある程度慣れていて、アメリカ人の「笑いのつぼ」が多少なりともわかっていないと、「何が面白いか」、「なぜみんな笑っているの」か、わからなく、最初とっつきにくいと思いますが、わかってくると、日本のお笑いとは違った面白さがあるので、興味のある方は、スタンドアップコメディーの世界も、お試しあれ。 

# by chaozdusoleil | 2005-07-04 15:12
2005年 07月 03日

24 TWENTY-FOUR

(前回までの旅日記は一休みで今日は普通の日記を)


さっき、友人から借りていたTVシリーズ 「24」のシーズン3 DVDを見終わった。

彼は24の大ファンでシーズン1からDVDセット全部もっていて、「面白いから、チャオズも、見てみなよ?」とだいぶ前にシーズン1を貸してくれたのが発端で、僕もすっかりはまってしまった。


今日は、すでに物語の最後のほうだったのでDVD6枚目に収録の最後の4話一気に見てしまった。(1日で起こる出来事を24話に分けてるから、DVD6枚X4話)


何がすごいって、1時間のドラマの中の出来事がリアルタイムなのがすごい。いろいろな出来事の時間の流れが重なり合って、いままでにないタイプのドラマだった。(ドラマ内に「XX hours later」とかいうテロップがない。会話で「30分後に電話をかけなおす」と言ったら、ほんとにそこから30分後に電話をするシーンが。)


それにしても、アメリカのTVドラマ、金かけすぎ。映画とクオリティーあんまり変わんないな。しいて言うなら主人公の「ジャック・バウアー」もやりすぎ。すげえよ、彼は。  

 

早くシーズン4、DVD化しないかな。   


でも、これで少し学校の方に集中できそう。ここ2日、このドラマの「中毒」みたいになってたからな。




日本語の「24」のサイトは こちら と こちら より

# by chaozdusoleil | 2005-07-03 03:34
2005年 07月 02日

孤独のロックスター?

(前回の続き)


サツの取調べを終えた僕はひたすら高速道路を爆走。しかし、この時点で車内の邦楽CDはスピッツとLove Psychedelico と長渕の3枚。ローテが回ってしまい、仕方なくラジオなり洋楽CDなどを聴き始める。

そうこうしているうちに、夜が明けて、だいぶ明るくなってくる。いよいよオレゴン南部からカリフォルニア州に抜ける。日が出てきたので、今まではひたすら運転だったのが、周りの景色もはっきりと見えてくる。

だだっ広い、とっても素晴らしい景色が明らかになってくるも、ここで一つ大問題が発生。







孤独のロックスター?_c0055334_245450.jpg



孤独のロックスター?_c0055334_25918.jpg





眠い。








音楽は洋楽だし熱唱することもできず、景色はすごいけど、いったん慣れると、かわりばえもしない。 しかもよく考えたら、前日の深夜からぶっ続けで夜通し運転している。まばたきで、一瞬落ちかけそうになるやばい状態。このままでは事故ってしまうと、ガソリン補給も兼ねて、ガススタンドにとめる。



「何か目を覚ます方法はないか?」



と考えた末、



「そうだ、先生に電話をしよう。そして、思いっきり怒られて、そのへこみ具合を利用して一気にカリフォルニア突入だ!」



と、公衆電話から先生のオフィスにTEL。 





「メッセージを残してください。ピー」






先生不在。。。。




とりあえず、今、カリフォルニア付近までいることだけを伝えて、電話を切る。世紀の大説教を期待した僕の眠気は覚めることもなく、とりあえずスタンドの売店へ。




眠気覚ましのために、スニッカーズやガムなどを買い込んでいたところ、あることをひらめいた。





「眠くなったら顔を洗えばいいじゃないか!」




ということで、ふらふらになりながら大き目の水のボトルも合わせて購入。ストレッチをして、すこし回復した感じがあったのでそのまま運転開始。




30分くらいした時に、また睡魔が襲ってきたので、すこし車を止めて、早速、顔を洗おうと先ほど購入した水のボトルに手を伸ばすと、ボトルの中の水に、異様な泡。そして、よく見ると、ラベルに小さなイチゴのロゴマーク。





イチゴ炭酸ジュースだ。。。。なんでこんなに透明で、水と同じコーナーに置いてあるんだ!






頭がボーっとしていたにしろ、まさかの不覚。 




近くの売店で新たに水のボトルを購入するも、自分の馬鹿さ加減に目が覚めて、また走りだす。




そして、しばらくして、まただだっ広い道路を爆走中に睡魔が襲ってくる。しかし、そこは田舎で車を止めれそうな休憩所やガススタは、当分ない。しかし、次の停車地まで待っていたら、ぜったい事故る。そう確信した僕は、運転しながら、おもむろに助手席においてあった水ボトルに手を伸ばし、キャップをあけ、左手でハンドル握りながら、右手でボトルを頭からぶっかける。





この場面だけ見たら、まさにロック歌手のコンサート状態。





したたり落ちる水を拭こうともせず、エアコンを「強冷」にして、風向きを全部僕の「顔」に一点集中。



これが思いのほか効果大。この「ロックスター行為」を多々繰り返しながら、なんとかカリフォルニア上陸を無事果たしたチャオズ。 次回に続く。

# by chaozdusoleil | 2005-07-02 02:09
2005年 06月 28日

深夜の逃避行

さかのぼること14日の夜、いろいろ考えたあげく、「ジェネラルイグザムも終わったことだし、やっぱり休暇をとろう!」と、半ば逃げ出すように家を飛びだす。行き先はカリフォルニア・サンフランシスコ。バークレーで、もと同研究室のOさんが、ポスドクとして研究所で働いているので、そこに転がり込む作戦。もちろん、Oさんも、僕の教授もこの時点でまったくこの計画を知るわけもなく。。


まあ、ほかにアタフタしなくてはいけない個人的な理由はあったにしろ、何もかんがえずに、ささっと荷物をまとめて(詰め込むといったほうが適切)、家を飛び出る。後に気がつくけど、上着は着ている一枚だけしかもっていかずに、靴下と下着だけが多めに、バッグに入っていた。もう、この時点で無計画さ丸出し。



このとき、時計は0時をまわっていて、サンフランまでは14時間ちょっとのロングドライブ。休む気も、どこかで一泊する気もサラサラなかったので、


「じゃあ、明日の夕方前には着くな」


と、適当に音楽CDを何枚か持ち込んで出発。


とりあえず、タコマを抜ける前あたりに、携帯でOさんと連絡がとれ、宿の件の了解を得る。ドライブし始めて気がつくと、もってきたCDは洋楽が中心で、気合の入りそうな長渕CDコレクションが入っていない。かろうじて、2,3枚の邦楽CDを見つけて、それを流しながら南へ爆走。当然、この時点で、先生は僕の逃避行を知らず。。



深夜ということもあり、高速も空いていて、すんなりとオレゴンへ抜ける。3時過ぎには、ポートランドを抜けて、郊外へ出てしばらくたったあとに、前後に車はほとんどいなくなり、「こりゃいいや」とちょっとばかし、スピードをあげる。



と、そこで一瞬、右の方の草むらに不気味に光る黒い車が目に入る。瞬時に


「サツだ!」


と、わかる。おそる、おそるバックミラー越しに見てみると、ヘッドライトがつき、急発進。




「あ、俺だ。間違いない。だって、前後、誰もいないもの。。。」



と、ものすごくあっさりと観念した僕は、パトカーがサイレン鳴らす前に、一番端のレーンに車線変更をして、ブレーキを踏み始めて速度を落とし、前方に車を止めれそうな路肩を探し始める始末。


で、サイレンが鳴った瞬間に、路肩に駐車し、警察が車から降りてくる前に、車両保険と車両登録書と運転免許の「交通違反逮捕3点セット」を用意して、警察官が、車の窓を「とんとん」とノックして、開けたと同時に差し出す。ええ、もう、完全に「ごめんなさい、私がわるうございました」状態です。




もう、開き直って、妙に落ち着いていたので、警察官がパトカーに書類と共に戻って、無線で僕の身元を確認している間、考えていたことは


1、早くトイレに行きたい。次の休憩所はどこだろう?
2、チケットいくらになるのかな?
3、スピード違反って、前科に入るのかな?



という、眠さも手伝って、いたってシンプルな悩み。



で、黄色い紙を片手に警察官が戻ってくると、



「ちょっとスピード出しすぎだから、もうちょっと注意しなさい。今回は警告だけで勘弁してあげるから、安全運転をしなさい」



と、20マイル近くオーバーしていたのに、慈悲を頂きました。たぶん、完全に「降参」した、素直な態度が良かったのか?それとも、いままで、スピード違反で捕まったことがなかった事実が幸いしたのか? とにもかくにも、目的地にたどり着く前に、いきなりネタを一つ作り、脱走兵チャオズは、次のトイレを目指して車を走りだしましたとさ。。。。。。





続く

# by chaozdusoleil | 2005-06-28 09:30